国際政治はランドパワー(大陸国家)と
シーパワー(海洋国家)のせめぎあい「地政学」を使えば、世界の歴史と国際状況の今がスパッ!とよくわかるアメリカは「島」、ヨーロッパは「半島」
世界を9ブロックに分けて、わかりやすく解説!
●覇権国アメリカの時代は2050年に終わる
●悪魔に変貌した中国が目指す海洋進出戦略
●朝鮮半島─侵略され続けた国家の宿命
●インドの台頭は世界をどう変えるのか
●アフリカの大地で行なわれた米ソの代理戦争とは……
禁じられた学問「地政学」が今こそ必要な理由地政学(ジオポリティクス)は、リアリズムの一つです。
国家間の対立を、地理的条件から説明するものです。
国境を接していれば、領土紛争や移民問題が必ず発生する。
だから隣国同士は潜在的な敵だ、という考え方です。
敗戦後の日本では地政学の研究自体が禁じられ、タブー視されました。
代わりに理想主義史観が幅をきかせることになったのです。
こういったお花畑歴史観、世界観を正すために、地政学は有効です。(プロローグより)
[著者について]茂木誠
駿台予備学校、ネット配信のN予備校で大学入試世界史を教える。
東大・一橋大など国公立系の講座を主に担当。
受験参考書のほか『経済は世界史から学べ!』、『ニュースのなぜ?は世界史に学べ』、『超日本史』など
一般向けの著書も多い。
YouTube「もぎせかチャンネル」でニュースと歴史について発信中。著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)茂木/誠
駿台予備学校、ネット配信のN予備校で大学入試世界史を教える。東大・一橋大など国公立系の講座を主に担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)