正義と邪悪の果てしない戦い『手天童子』は破天荒とも言える強烈な物語構成を強靱な場面展開によって、全編ものすごいテンションで疾走する作品である。――百々徹（神戸ファッション美術館学芸員）本文解説より
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［著者について］■永井豪とダイナミックプロ（ながいごうとだいなみっくぷろ）
1945年、石川県出身。石ノ森章太郎のアシスタントを経て、1967年、「ぼくら11月号」『目明しポリ吉』でデビュー。1968年「少年ジャンプ」で連載を開始した『ハレンチ学園』が、社会現象になるほどの大ヒット。鬼、悪魔を題材にした異色の伝奇ロマンコミックで幅広い年齢層のファンに愛されている。1980年『凄ノ王』で第4回講談社漫画賞を受賞。代表作は『デビルマン』『バイオレンスジャック』『マジンガーZ』『キューティーハニー』他多数。現在『写・らく』を「モーニング」誌上にて連載中。
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